JUGEMテーマ:趣味
シリウスステンドグラス教室では絵付けを教えています。
絵付けはステンドグラスの古典技法ですが、難しい技術で、
やるとなるとライトボックスや電気炉などの大掛かりな設備が必要であったり、
教える先生も教わる生徒もそれなりの覚悟?(笑)が必要であったりで、
絵付けをレッスンしてもらえるステンドグラス教室は比較的少ないです。
当教室は本格的絵付け技法を学べる数少ないステンドグラス教室として運営されています。
ガラスへの絵付けは陶磁器の絵付けと似ていて、ガラスに筆で図案を描いた後、電気炉で焼き付けます。
ステンドグラスの絵付けはグリザイユという粉末の材料(主成分は酸化金属です)に少量のアラビアガムを混ぜ、
酢で溶いて(酢で練って、という表現の方がより近いです)絵の具にします。
この溶剤としての「酢」についてのお話です。
※実はステンドグラス絵付け技法は、このグリザイユの他にもエマイユ(エナメルともいいます)、
シルバーステインなど色々あるのですが、それについてはまたの機会に・・。
ここで言う「酢」は勿論、食品のお酢です。
日本でお酢といえば「ミツカン酢」?(笑)ですが、弊社では「ハインツのワインビネガー」を使っています。
ステンドグラス絵付けの世界では一番メジャーな銘柄ではないかと思われます。
先生方も色々な酢、それこそ「ミツカン酢」や「バルサミコ酢」などを実験的に試したことがあるようですが、
イマイチ上手くいかず、やはり「ハインツのワインビネガー」が一番良いと言っています。
これです。
そろそろ無くなってきたので購入したいと思ったのですが、
売ってない(爆死)!
かなり探したのですが、そもそも置いている店が少ないみたいです。
困ったときは「何とかしてよ〜ドラえも〜ん」じゃなくて、AMAZONにお願いですね!
「お願い、amazon」
「お任せあれ〜!」
ってことで速攻解決っす!
1本単位では買えなかったのでまとめて8本セットで購入。
8本まとめて買う人って余程の「ハインツのワインビネガー」好きか、
レストラン経営とか料理関係の商売人ですよね、普通。
先生やアシスタントさん達で1本づつ分けました。
これだけあれば暫くは心配いらないですね。
売った側はまさかステンドグラスの制作に使われるとは思わないでしょうね・・。
ラベルが新しくなっていました!
早速、グリザイユを練り練り。
皆さん、絵付け頑張ってますね!
ステンドグラス絵付け技法を勉強してみたい方、
当教室では基礎から学ぶことが出来ます。